M018:タッチパネル式情報端末【VisualTiles】の有用性検証
実施時期 | 2020年8月3日~2020年11月2日 |
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ステータス | 完了(撤去済) |
カテゴリ | 効率,創造 |
場所・空間 | point 0 marunouchi |
背景・課題
ワークプレイスでは、運用上の負荷や操作性の低さからサイネージが有効活用されていないことが多い。そこで、更新が容易であり、ワーカーが得たい情報をストレスなく提供できるサイネージの実現を目指した。
概要
VisualTilesとは、タッチディスプレイ型高速オーサリングブラウザ。point 0に参画した各企業の目的や実証実験の詳細、動画、各社ウェブサイトへのリンクといったさまざまな情報を格納し、協業・共創に必要な情報を提供。容量の大きいコンテンツでも、直感的な操作による情報閲覧の快適性を利用者に体験・体感いただき、有用性を検証した。
検証結果
アンケートでは、93%の回答者が操作性について「扱いやすく、直感的に操作ができた」との高評価であった。(アンケート抜粋)
また施設の運営スタッフにコンテンツの作成、及び更新作業も実施していただき、運営者側の操作性も確認。管理者画面を簡素化したことで、システム内部の構成も、情報更新・追加手順も分かりやすいとの評価が得られた。実証実験後も情報共有端末として、運営スタッフに管理を委ね、活用されている。
今後の展開
コロナ禍においてオフィス内におけるナレッジ共有のニーズは高まっており、VisualTilesの機能強化としてAIの活用、管理機能の強化、クラウド化など更なる可能性を模索していく。
Project Member プロジェクトメンバー
- 株式会社丹青社CMIセンター空間メディアマーケティング統括部 空間メディア開発部河村 徹
商業施設の制作職を経て、空間体験の価値を最大化・最適化する専門チーム「CMIセンター」へ異動。現在はデジタルやテクノロジーを活用した映像演出を主に手がけている。
- 株式会社丹青社企画開発センター 企画部佐藤 知美
丹青社入社後、制作として商業施設やイベント関連に携わったのち、企画系部門へ異動。point 0参画後は他社との協業や新たな取り組みを推進。