Interview point 0 team!
今回は、オフィスに込めた思いを聞くべくpoint 0 仕掛人のみなさんにインタビューしました!
・石原 隆広 さん(ダイキン工業株式会社)
・遅野井 宏 さん(株式会社オカムラ)
・宇野 大介 さん(ライオン株式会社)
・石田 遼 さん(株式会社MyCity)
Q. point 0 ってそもそもどういう意味でしょうか?
(石原)物事を再定義するという意味で「.0」としています。”Society 5.0″などとも掛けています。今回でいえば、「働く」を再定義することを目指す意味を含んでいます。Fintechなどからイメージしやすい「worktech」というキーフレーズもこの考え方から誕生しました。今後は様々な空間の「.0」を生み出すプロジェクトとなっていく予定です。
Q. 今回多様な会社が集まっていますが、それぞれどのような思いで参画していますか?ここでどんなことを仕掛けていきますか?
(宇野) LIONは、これまで家庭に根差した商品を強みにしてきましたが、ここでならそこから踏み出してオフィスで求められる商品を考えられるのではないかと思い、本企画に参加しました。会議室の雰囲気(声のトーンや温度等)を察知し、場に合わせた香りを自動噴霧する仕掛け等を考えています。参画企業の中でも”え、なんでLIONが?”と一番言われますが(笑)、そういった意外性こそイノベーションの源泉だと思っています。
(遅野井)オカムラのいるオフィス家具業界でも年々新たな付加価値の創出が求められています。その中で、例えばIoT家具のように、他業種との連携から新たな着想を得ることが出来るのではないかと考えています。point 0 にはセンサー計測で姿勢をアシストする椅子、上下昇降デスクや集中ブースなどを設置します。もちろん、上下昇降デスクや集中ブースなど、利用者にとって働きやすい執務スペースも高いクオリティーで実現していきます。
(石原)「空気のダイキン」の新規事業として、異業種の技術・知識を取り入れながらよりよい空間づくりをしていきたいと考えています。例えば、センサーで人の状況を把握し、温度や湿度、照明や香りを使った、「その人にとって心地よい空間」作りの仕掛けや、屋内にいながら自然の風と同様の心地よさを味わえる”Wind Creator”を考えています。ここに来ると活き活き働ける!と感じて頂けたらいいですね。
(石田)運営者として現場に一番近い立場で関わりますが、オフィス内に様々なサービスやセンサーがあるので、それらを連携して利用者に的確にレコメンドするシステムなどを提供していく予定です。例えば、時間帯によって作業する場所を変えることで生産性が高まりますよ、とか午後はこの場所はどうですか、など。そうして一人ひとりが自分に会った場所の使い方を見つけられるようにしていきたいです。
Q.point 0 をどんな場にしていきたいですか?
(石原) オンとオフの境目のないオフィス。たくさんの人と会話する機会がある場所であってほしいですね。全く違う、自分たちの仕事とは一見無縁と思えるような人たちと出会って会話ができ、そこから新たなヒントを得る、そんな場所になってくれると嬉しいです。
(遅野井)新しい形の企業間共創を体現し、何らかの成果物をお見せできるようにしたいと思っています。利用者の方もそれに続いて頂き、小さなコラボレーションが随所で生じ、それがアメーバのように増殖していく場所でありたいです。
(宇野)私自身は多種多様な人と出会い、コミュニケーションをとりたいです。どんどん話しましょう。また、通常オープンイノベーションを起こす為のハードルはたくさんありますが、point 0 marunouchiでは、すでにいくつかのハードルを乗り越えた状態からスタートできます。それは大きな魅力ですよね。
(石田)働き方をチューニングする場となったらいいなと思います。ヨガをしてから働くとか、走ってから働くと集中力増すな、とかそういう気づきが生まれる場でもあってほしいと思います。ここにきて、「働き方変わったな」、最終的には「人生変わった」とまで言ってもらえたら嬉しいですよね。
Q.利用者の方へメッセージをお願いします。
(石田)point 0 marunouchiには色々な仮説を立てながら実証していく土壌が出来上がっていると思うので、皆様とご一緒できるのをとても楽しみにしています。
(石原)ここに来ると集中できる、リラックスして働けるなど、日常の「働く」をよりポジティブに感じられる場所を目指します。
point 0 仕掛人には他にもまだまだたくさんのメンバーがいますので、こちらで続々紹介していきます。ご期待下さい!